生活費のなかでも大きなウエイトを占める固定費。
支払う方法は銀行口座からの自動引き落としやコンビニ支払いなどさまざまですが、おすすめはクレジットカード払いです。
年会費が無料でポイント還元率が一番高いリクルートカードで支払っておけば、かなり得します。
固定費はクレジットカードで支払うべき
今やクレジットカードは節約の必須アイテムです。
年会費無料のクレジットカードでも利用するだけで自動でザクザクとポイントが貯まります。
家計のなかでも金額が大きい携帯・インターネット代や水道光熱費、生命保険料などの固定費をクレジットカード決済にするだけで完結。
もちろんスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなどで使えばその分もポイント還元の対象なのでめちゃくちゃ得します。
「買い物はどうしても現金」というなら固定費とネットでの買い物だけでもいいのでクレジットカードで支払うようにしておきましょう。
これならクレジットカードを持ち歩く必要もなく、タンスに眠らせたままでもポイントが手に入りますよ。
固定費の支払いはリクルートカードが最強
固定費の支払いで一番ポイントが貯めやすいクレジットカードはリクルートカードです。
まず基本情報からお伝えしますね。
- 名称
-
リクルートカード
- 年会費
-
永年無料
- 発行手数料
-
無料
- ポイント種類
-
リクルートポイント
- ポイント還元率
-
1.2%~4.2%
- 交換可能ポイント
-
Pontaポイント(1P=1P)
- 電子マネー機能
-
なし
- 追加カード
-
家族カード、ETCカード
- 付帯保険
-
海外旅行、国内旅行
ショッピング保険 - 締め日
-
15日締め、翌月10日支払い
発行にかかる手数料は無料で、年会費もずっと無料です。
ポイント還元率は1.2%で100円あたり1.2円が還元されます。
たとえば月40,000円の固定費をリクルートカードで支払えば480ポイントが入り、1年で5,760ポイント貯まることになりますね。
貯まったリクルートポイントはそっくりそのままPontaポイントに交換できるので、2ヶ月貯めればローソンでのランチ代がタダ。
頑張って1年貯め続ければガソリン給油が1回できます。
楽天カードとリクルートカード、どっちがいい?
固定費の支払いでもっともお得なリクルートカードと、一番人気の楽天カードを比較していきます。
名称 | リクルートカード | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
ポイント種類 | リクルートポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.2%~4.2% | 1.0%~3.0% |
交換可能ポイント | Pontaポイント(1P=1P) | ANAマイル(1P=0.5マイル) |
電子マネー機能 | なし | Edy |
追加カード | 家族カード ETCカード | 家族カード ETCカード(年会費550円) |
付帯保険 | 海外旅行 国内旅行 ショッピング保険 | 海外旅行 カード盗難 |
締め日 | 15日締め 翌月10日支払い | 月末締め 翌月27日支払い |
申し込みページ | リクルートカード | 楽天カード |
セキュリティに関しては楽天カードのほうが高いと言えるので海外で持ち歩くなら楽天カードがいいでしょう。
また楽天カードはポイントアップのキャンペーンが頻繁にあり、ポイントが貯まりやすいと人気です。
しかしキャンペーンの恩恵が受けられるのは楽天市場での買い物の場合がほとんど。
基本のポイント還元率は1.0%なので、固定費の支払いも100円に対して1ポイントです。
リクルートカードはすべての支払いに対して1.2%還元なので0.2%お得。
たとえば月4万円の固定費を支払っているなら1年で960ポイントも差が出ます。
リクルートカードのデメリットは2つ
これだけリクルートカードをおすすめしていますが、デメリットはないのかというとそうでもありません。
実際に使って分かったデメリットとメリットを解説します。
デメリットはこの2つです。
- リクルートポイントは使い道が限られる
- ポイントアップできるのがリクルートのサービスだけ
デメリット①リクルートポイントは使い道が限られる
リクルートカードを使って決済すると1ヶ月の請求額100円につき1.2ポイントが付与されます(小数点以下は切り捨て)。
しかしこのリクルートポイントの使い道がないんですよね。
使えるのはリクルートのサービスだけです。
とはいえ、先述のとおりリクルートポイントはPontaポイントに交換できるのでポイントを使わず失うことはまずありません。
ただしリクルートの期間限定ポイントはPontaに交換することはできないので注意です。
デメリット②ポイントアップできるのがリクルートのサービスだけ
リクルートポイントの還元は上記の通り「1.2%~4.2%」なんですが、ポイントアップするのはリクルートが関係するサービスだけ。
これはメリットでもありデメリットでもあります。
- じゃらん
- ポンパレモール
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
これらのサービスがポイントアップの対象ですが、まったく使わない方は1.2%を超えるポイントをもらえることはありません。
リクルートカードのメリットは5つ
つづいてリクルートカードのメリットを解説します。
リクルートカードのメリットは次の5つ。
年会費無料で還元率1%を超えるのはリクルートカードだけです。
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率が最低でも1.2%
- ポンタポイントに1:1で交換可能
- じゃらんでポイントUP(GoToトラベルもOK)
- ホットペッパーでポイントUP(GoToイートもOK)
メリット①年会費が永年無料
リクルートカードは年会費が無料。
たとえ一回も使わなくても年会費は発生しません。
銀行系のカードなどで「年一回の利用で次年度無料」というのがありますが、それとは違います。
何もしなくても、家族カードやETCカードも含めて全部が永年無料です。
メリット②ポイント還元率が最低でも1.2%
リクルートカードを持つ最大のメリットが「ポイント還元率が最低でも1.2%」あること。
これだけでもリクルートカードを持つ価値があります。
たとえば公共料金や携帯電話の支払い、ネットの買い物で月40,000円をクレジットカード決済したとすると、年間480,000円。
このときの還元ポイントは下記のとおりで、かなりの差が出てきます。
- 0.5%還元
-
2,400P
- 1.0%還元
-
4,800P
- 1.2%還元
-
5,760P
通常の0.5%還元カードと比べると3,360円相当のポイント差。
10年続けたら33,600円にもなるので低還元のカードを使っていたら大損ですよね。
メリット③Pontaポイントに1:1で交換可能
貯まったリクルートポイントの一番使いやすい方法がこれ。
ちょっとだけ手間がかかりますが、Pontaポイントに交換するのがベストです。
交換レートは1:1なので1ポイントも損することなく交換が可能になっています。
- すき家
- はま寿司
- ローソン
- 出光(ガソリン)
- ケンタッキー
Pontaポイントは上記の店で使えます。
なのでリクルートポイントをPontaポイントに交換して使うとかなり家計の助けになります。
ポンパレモールはあまり安くないのでPontaに交換できない期間限定ポイントの消化で利用しましょう。
メリット④じゃらんでポイントUP(GoToトラベルもOK)
こちらはデメリットにも書いたことですが、逆にメリットになる場合もあります。
旅行によく行くなら「じゃらん」で宿泊先の予約をするとお得。
じゃらんnetを使うとリクルートポイントが2%貯まり、さらにこのときの宿泊をリクルートカードで決済すると+1.2%で計3.2%の還元です。
メリット⑤ホットペッパーでポイントUP(GoToイートもOK)
ホットペッパーグルメやホットペッパービューティーの利用もポイントUP対象です。
じゃらんと同様にオンラインで予約して利用すると2%のポイント付与、さらにリクルートカード決済で1.2%の還元。
あわせて3.2%分のポイントがもらえます。
楽天カードとリクルートカードは2枚持ちで使い分けしよう
楽天カードとリクルートカードはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
結論、どちらも年会費無料なので2枚持ちがおすすめ。
楽天市場での買い物や海外で使うなら楽天カード。
携帯代や水道光熱費、生命保険料などの固定費はリクルートカード。
一人暮らしでも1年間で少なくとも2,000ポイントくらい、家族ありの世帯なら4,000~5,000ポイントくらいは貯まります。
カードをタンスに眠らせたままでもかなり節約することが可能です。
何度も言いますが、少しでも得したいなら最低でも固定費だけはクレジットカードで支払いましょう。
銀行から直接の引き落としやコンビニ払いは1円も得しないですよ。
楽天カードとリクルートカードの審査は普通の会社員で安定した収入があれば問題ありません。
年収300万円ほどでも通ります。
年会費無料なのでとりあえず作っておきましょう。